介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上

適切なサービス利用のためには、介護支援専門員の資質向上は不可欠であり、大曲仙北地域密着型介護事業者連絡会県南地区介護支援専門員協会大曲仙北老人福祉施設連絡協議会と連携して居宅サービス・施設サービス計画に関する研修会を開催するほか、引き続きケアプラン点検を実施しています。

また、地域包括支援センターとも連携して、介護支援専門員に対して情報提供や困難事例への対応のサポートも行っています。

さらに、平成30(2018)年度より、居宅介護支援事業所の指定権限が県から市町村に移譲されたため、より一層指導・監督を強化しています。

サービス事業者の指導・監督

介護保険法に基づく介護サービス事業者への指導等については、高齢者の尊厳を守り、良質なケアの提供を継続させる重要な役割を担っています。また、地域密着型サービス介護予防・日常生活支援総合事業に加え、居宅介護支援の指定権限が県から市町村に移譲されたことから、保険者及び指定権者としての役割がより重要になっています。指導監督体制を強化し、引き続き県及び構成2市1町と連携を図りながら、国が定めた指針に基づく指導・監査を実施していきます。

地域密着型サービス事業への支援

地域密着型サービスは、認知症高齢者等が身近な住み慣れた地域での生活を継続できるようにするために設けられたサービスで、地域に開かれた事業運営が求められます。事業所と地域が協力体制を築きやすくなるよう、運営推進会議、介護保険運営協議会、地域密着型サービス運営委員会などを通じて支援しています。

また、地域密着型サービス事業者が実施する研修会などへの支援も行っています。保険者・指定権者として直接事業所との連携を図ることも重要ですので、日頃の各種手続きや問い合わせへの対応等を通じた支援も引き続き行っていきます。

情報開示とサービス評価体制の充実

第6期と同様に、当広域組合ホームページや構成2市1町の広報を活用してサービスの整備状況や保険財政の現況など、介護保険事業に関わる情報を公開にすることで、さらに地域住民にわかりやすく透明性のある介護保険事業の運営を目指しています。

また、引き続き事業計画の進行状況・点検・評価について地域住民、関係機関等の意見が反映できるように、介護保険運営協議会(地域包括支援センター運営協議会の機能を併せ持つ)、地域密着型サービス運営委員会において協議する場を設けています。